後継者主導の組織体制構築の必要性
これまで弊社は様々な経営者・後継者の方々とお話をしてきました。
その中で、人財の育成に投資をしている企業様はとても少なく、売り上げに直結する広告や、営業研修などの即効性のあるものへ注力されていらっしゃる経営者様が大半でした。
しかしながら、「人」によって会社はできており、事業承継後の会社の成長も社員の成長が絶対に必要となります。
社員の高いポテンシャルを育てることで、この能力を最大限に使うことができるのであれば、会社は右肩上がりの成長をすることができると考えられます。
そのためには、後継者主導で「人事評価制度」を活用しながら、次世代の幹部や社員を育成するこが必要です。それを継続かつ粘り強く継続することで、競合他社には真似をすることができない会社を作ることができ、圧倒的な差別化をするがことができるのです。
評価制度と査定は、同じように聞こえますが、「査定」は「評価制度」の一部でしかありません。評価制度は、人材を育成させる仕組みで、育成を通して後継者の方が描いている目標を達成することが可能となるツールです。
私たちは、後継者・現経営者と連携しながら、事業承継に向けた経営計画書を作成し、その目標の達成にむけた評価制度の作成致します。
そのためには、後継者と現経営者がしっかりと本音を語り合い、これまでの歴史を引き継ぎつつ、将来の事業承継後にどのような会社を目指すのかを共有するべきです。
それによって、社員も将来に向けて安心感を抱き、更に高いポテンシャルを存分に生かすことができるのです。
次世代の組織づくりには「人事評価制度」を活用することが効果的ですので、ぜひ経営者・後継者の方は取り入れてみてはいかがでしょうか。