春闘のニュースも日経新聞あたりででてきて、今年の定期昇給をどうすべきか相談をうけることも徐々にですが増えてきています。残念ながら、多くの企業では例年より減額傾向で考えている企業が多いようです。今日は、某クライアント様から平均昇給額を3,000円前後にするために昇給テーブル修正を検討できるフォーマットを作って欲しいと依頼され作業をしておりました。
今年の昇給率予測の記事によると ~賃金見直しの参考に~
海外のシンクタンク系の記事では日本企業で2.2%の昇給率と予測はでていましたが、年始からの予測記事や直近の他の新聞記事等を総合的に考えていくと、賃上げ率で数年ぶりに2%を割る予測が大半ですかね。多くの企業でコロナ過の影響で厳しい状況が見え隠れする状況ですね。
コロナ禍の賃上げ率1.73% 8年ぶり2%割れ | エンタメウィーク (docomo.ne.jp)
[ニュース]2021年の日本における昇給率は2.2%の見通し – 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)
昇給率見直し昇給基準テーブル修正の作業紹介
今回は、毎年平均5,000円昇給してきていたクライアント様が、売上高が前年比減少したことで、苦渋の決断として平均3,000円で検討しているということでの相談でした。エクセルでの対応でしたが、希望の一人平均の昇給額をいれるとテーブルが修正できるようにデータを作成しました。作業自体は特に難易度が高い作業ではありませんが、クライアント様が検討するには十分かなと感じております。
↑平均昇給額を入力すると昇給テーブルが修正されるようなフォーマットを作成してみました。
賃金規定などでの注意点
賃金規定にも定期昇給に関する内容は銘記しているかと思いますが、明確にいくら昇給するとか、〇%昇給するなど規定上で明確にしておくことは、私はおすすめしていません。景気動向や業績動向などとの関わりもありますので、明確化しすぎると昇給原資不足の場合に対応しきれないこともありますので。せめて満額支給できないこともあることを銘記はしておくべきですかね。いずれにしても、コロナが落ち着き多くの会社が今回の定期昇給時期のように払いたいけど払えないことで頭を抱えることが解消されることを願うばかりです。
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