本日は、終日クライアント様との打ち合わせ続きで、情報管理の面で当ブログで詳細を掲載することもできないので、豆知識として戦略フレームワークのひとつの『バリューチェーン分析』について解説します。本来は経営分析時に情報収集に活用することが多いと聞きますが、私個人は新規営業時のヒアリングに活用しています。(B TO B対応向けですが。)

バリューチェーン分析とは?

バリューチェーン分析は、企業の優位性を原材料の調達や顧客への製品やサービスのデリバリーまでの一連の事業活動を価値の連鎖として考え、競争優位の源泉を見つけ、今後どの部分を強化すべきかを検討するフレームワークです。平たく言うと、一つの企業は顧客へ価値提供するための一連の流れのなかで、強みと弱みを分析しながら、今後の方策を決定する方法です。

 

「バリュー・チェーン分析」の4つのステップ!事業のムダをなくして圧倒的な成長スピードを実現するフレームワーク|MarTechLab(マーテックラボ) (gaprise.jp)・

私の活用方法は?

私は、経営分析よりも営業時(特に新規営業時の1回目訪問)のヒアリングしながら、相手先企業の業務の流れや強み・弱みを把握するときに活用しています。あくまでも、私個人の感想ですが、経営分析の場合は、『SWOT分析』の方が先の経営戦略をまとめる上でも使いやすい印象があります。

 

【図解】SWOT分析とは?ビジネスパーソンなら知っておくべき基本フレームワーク | Urumo! (innovation.co.jp)

 

私の営業時の活用手順は、①業務の流れを聞きながら主活動(購買→製造→出荷→販売→アフターが主な流れ、企業によって差異あり)と支援活動(経理、人事労務管理、調達 などの主な間接対応)の全体像を図示する。 ②詳細をヒアリングしながら各工程(部門)の強みを確認し、メモする。 ③逆に各工程(部門)の課題点を確認し、メモする。

↓某インスタント食品メーカーの 食材製造業のヒアリング時のメモ

いずれにしても、こういったフレームワーク(枠組み)を知っていると意外な場面で役立つことがあるので、知って損は無いかと思います。

 

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