昨日は大坂なおみさんが全豪テニスで優勝しました。夕方から見ていた方もいたかもしれません。過去にもテニス4大大会で3度優勝していますが、今回は多少の苦戦もありましたが圧巻の内容で優勝したといっても過言では無いかと思います。そんなことで、多少無理やりですが私の本職の人事コンサルとつなげて考察していきます。
大坂なおみってどんな人物?
父親がハイチ系のアメリカ人、母親が北海道出身の日本人で、現状はアメリカと日本の二重国籍の状況ですが、本人の意向のあるかと思いますが、各大会には日本人として参加しています。以前の私だとインタビューも英語がメインなので、違和感も感じたかもしれませんが、今だと何も違和感を感じていないというのが正直な気持ちです。やはり日本人という枠組みを勝手な自分の考え方で捉えていた面はいなめず、今考えると大いに反省しないといけないです。大坂選手は、2年前に全米オーブンで4大大会で当時の絶対情報だったセリーナ・ウィリアムスに勝って優勝し、それから毎年4大大会で優勝しています。今後もぜひ活躍して欲しいと願うとともに勝手ながら応援していきたいなと思っています。
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多様性が求められる職場環境にて
スポーツ界に限らずビジネスにおいても、古くはダイバーシティー、限定社員、女性の更なる職場参画など働き方の多様性や様々な考えや価値観を持つ人材を受け入れる職場環境の必要性は叫ばれている世論だと思います。つまり、画一的な考えで採用し、人材育成をしていくような考えを持っている企業は優秀な人材獲得を逃し、成長が難しくなっている時代なのかもしれません。私の人事コンサルの現場でも変化が生じています。たとえば、各企業様の行動指針を評価基準に反映する場合はおまり多くの要素を組み込まないようになりました。理由は、あまり細かく行動指針を設定しすぎると多様な人材に適用しにくくなっている面があるからです。また、賃金制度設計時に、以前なら支給項目(基本給・役職手当等)をできるだけまとめるように指導していましたが、昨今は細かく支給項目を設定する会社が増えています。理由は、多様な社員へ対応しやすい賃金制度設計の要望が増えているとともに、中小企業でも4月から適用される”同一労働・同一賃金”への対応の要望が増えているためです。いずれにしても、環境変化に適用する考えやサービス提供を考えていかないと我々も生き残れませんよね。
話は急に戻りますが、大坂選手のインタビューは何かほっこりするのは私だけでないように思います。人間性のすばらしさを私個人としては非常に感じます。たとえ、今後アメリカ国籍で大会に参加することがあっても私は是非応援していきたいと感じています。
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