今回は、評価運用支援先の評価面談の現場をレポートします。
クライアント先は、空調設備を施工する建設業です。
2021年上半期の評価運用支援もひと段落したところですが、それぞれの会社に成長ステージに応じた課題もありますが、経済環境に応じた各社共通の課題もあるようです。

 

  •  ●評価面談とは
  •  ●2021年上半期の評価でのトピックス
  •  ●後継者が評価面談に同席する目的
  •  ●今後の展望

評価面談とは

説教の場」と化する恐怖の評価面談! | なぜ我々は上司の下す評価 ...

改めてですが、評価面談の概要を説明します。
評価面談は、評価結果を上司から部下へ説明しながらフィードバックする取り組みです。
しかし、評価結果を通り一遍等に伝えるだけでは効果を発揮しません。
ポイントは、評価結果の説明を通して、各部下の『成長に向けた課題』『残した成果や成長を認めることでの動機づけ』『成長に向けた目標の共有』などです。
今回の現場では、取得すべき技術資格の確認・アドバイスと職務ステージを上げるためのマネジメント強化へのアドバイスがしっかり伝えられていました。

 

2021年上半期の評価でのトピックス

トピックスとは – マナラボ

21年10月から12月までに、私が担当している各クライアント様の評価現場では共通する課題も顕在化しています。
特に、建設業や製造業など、材料・部材を仕入れて モノづくりをする業種でほぼ全ての会社で出てきていた声です。
それは、モノ(材料等)が発注しても中々届かないため、納期ギリギリになったり、時には遅れることもある という声です。
更に、価格(原価)が高騰してきており、特に最終製品を製造する業種では価格引き上げをしたいという声もよくあがっていました。
中々簡単にはいきませんが・・・。
半導体不足と物流停滞が大きな要因だと思います。
更に、昨今では、欧米で金融引き締めの方向にあり、金利引き上げをやっていくことが言われています。
輸入価格の更なる高騰が最悪考えられますので、更に状況は悪化することも考えていかないといけないでしょうかね。

 

後継者が評価面談に同席する目的

後継者と継承者の違いについて解説します! | 事業承継の航海図

今回の現場でもそうですが、私のクライアント先では後継者が積極的に評価制度運用に関わることが多くなっています。
以前のブログでも紹介していますが、最も発揮される効果は、社員の悩みや、組織内の課題を後継者自身が肌で直接感じることができる点です。
そして、後継者が中心となって経営者層や全社的に問題提議をし、改善に向けて中心となっていくことが可能となります。
更に、ベテラン部門長とも意見交換しながら同じ方向に目を向けていけるよな関係を構築しようとすることが重要です。

今後の展望

私は今まで評価制度運用に長年携わってきました。
今後は、後継者を中心にした評価制度運用体制を進めながら支援していくことを増やしていきたいと考えています。

 

事業承継支援・人事評価制度支援の解説動画も是非ご覧ください。

事業承継計画の作成方法 – YouTube
評価制度の設計・運用のノウハウ – YouTube
賃金制度の設計のノウハウ – YouTube
職種別・評価基準の紹介 – YouTube

 

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