今回は、評価導入時には必ず行う『評価者基礎研修』の現場を紹介します。
コロナ禍の状況で、研修の実施自体に慎重なクライアント様も多い昨今ですが、今回は、ソーシャルディスタンスを確保しながら実行しました。
評価者研修は同じ内容の繰り返しになっても定期的に実施すべきです。
私が関わっているクライアント様は、年2回に評価実施前に確認を兼ねて行うことが多いです。

  •  ●評価基礎研修の内容
  •  ●研修を行うことでの効果
  •  ●まとめ

 

評価基礎研修の内容

評価基礎研修は主に2つの内容を行います。
1つ目は”評価のつけるときの判断基準の習得”で、2つ目は”評価面談時のコミュニケーションスキルの習得”です。
”評価をつけるときの判断基準の習得”ですが、行動評価項目の評価をつけるときの基本的な判断基準を共有します。
各クライアントの要望によって差異はありますが、3段階もしくは5段階で実施します。
何度説明しても、各評価者の判断基準の相違があり、評価のすり合わせに必要以上の手間がかかることは実際多いです。
研修ではその説明と、評価演習問題を活用しながら研修を進めていきます。
”評価面談時のコミュニケーションスキルの習得”は、部下へ評価結果を説明しるときの手順や座るポジションの設定などを理解してもらい、部下へ納得感を持って評価を伝えたり、成長に向けたアドバイスを効果的に行うやり方を習得してもらいます。
実際の研修では、部下役と上司役で別れてもらいロープレを行いながら、評価面談を体験からスキル習得を進めます。

 

研修を行うことでの効果

社員研修の目的とは?高い効果を発揮する研修のポイントを解説! | QEEE

今回のような、評価基礎研修は1回だけの単発実施でなく、同じメンバーに繰り返し、同じ内容の研修を実施することを私は勧めています。
初めて評価実施する前に受講してもらい、実践した後に再度受講してもらうことで、より理解を深めることができます。
研修内容がしっかり浸透していく中で、評価判断基準で極端に高い(甘い)方や低い(厳しい)方はへり、評価判断の平準化を図れます。
また、面談実施では上司が部下へ感情的に会話をすることは減っていきます。

まとめ

また、改めて評価基礎研修の内容は詳細を紹介していこうと思いますが、繰り返し実行していくことでやっと効果を発揮するように感じます。

YouTube動画案内

評価制度の設計・運用のノウハウを紹介した動画です。

1-9.評価点数表の作成手順 – YouTube
1-8.評価運用に必要なツール – YouTube

1-7.評価判断基準の考え方 – YouTube
1-6. 評価項目の基準レベル設定 – YouTube
1-5. 評価項目を決定する – YouTube
1-4. 経営計画を評価制度に反映 – YouTube
1-3.【解説】 職務ランクの設定 – YouTube
1-2. 【解説】評価制度の設計手順 – YouTube
1-1. 【解説】評価制度を理解する – YouTube

 

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