本日は中小企業診断士の実務補習を受講しています。中小企業診断士の資格名は知っていても、何をやっているのか知らない方が多いと思います。正直言って私も明確にこれだという答えを持ち合わせていません。ただ、協会から診断の打診依頼が来て、経営診断報告書を作成したり、経営計画書の作成をお手伝いをしているのが資格保有者の実務といえばそうなのかもしれません。私は人事評価制度策定時に経営計画書を作成するため、クライアント様への品質向上が目的で取得しました。それは、さておき、今日はシンプルに経営計画書の実情を考えてみようと思います。

経営計画書の中身はどうなっているのか?

数日前にもブログで掲載しましたが、以前から考えると多くの企業様で経営計画書や事業計画書は作成されてきていると感じます。ただ、中身を見せてもらうとその内容は大きな差異があるようです。例えば、①行動指針だけが明記された計画、②単年の数値を銘記した計画、③部門方針から実行計画そして部門別損益目標まで銘記した計画、④5か年の収支目標および部門別の目標達成に向けた具体策まで銘記された計画、⑤数値目標や具体的な実行計画だけでなく教育計画や採用計画まで銘記された計画 などなどとレベル感もまったく相違があります。今回上げた例でいえば⑤が理想的で、最低でも③くらいまでは整備されてないと”絵にかいた餅の計画”になる場合が多いように感じます。

 

↓前回の載せました日本の中小企業の経営計画の実情に関することは下記を参考に。

中小企業庁:2020年版「小規模企業白書」 第3部第2章第1節 中小企業における現状把握及び経営計画策定の実態 (meti.go.jp)

経営計画を作成することの重要性

経営計画はなぜ作成する必要があるのでしょうか。人によっては当たり前すぎて考えたこともないかもしれませんが、そもそも目標やゴールが明確にさだまってないと会社の思いを共有し、団結力を高めることは難しいと思います。また、経営計画がないと組織としての動きが行き当たりばったりになり、大きな危機に遭遇した時の対応力も低下すると思います。その他考えれば様々な理由は出てくると思います。

目標達成の確立をあげるためにすぎにできることは

経営目標に限らず、個人の目標も達成したいために設定すると思います。昔、直属の上司から教えてもらったことですが、目標達成の確立を飛躍的にあげるために簡単にできることがあります。それは、毎日目標シートなど設定した目標や達成に向けたやるべき実行計画を見ること。もっと言うなら目に焼き付け刷り込むことです。私も最初は半信半疑でしたが、やってみると確かに効果があります。まずはやる気や気からというニュアンスなのかもしれませんが。私もよく研修で紹介しています。一回騙されたと思ってやってみてください。

 

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