今回は、経営診断先の報告会の現場を紹介します。先日もブログで一部紹介しましたが、ある専門サービス業の経営診断の報告会を今日は行ってきました。中小企業診断士の診断チームによって今回は行い、私は営業に関する課題抽出と提言を行いました。

診断報告会の現場紹介

今回は創業者の社長と、その奥様の副社長そして某有名企業グループ経営経験もある専務に対して行いました。先日も紹介しましたが、今までは社長の人脈とバイタリティで営業し、安定した受注を確保してきた企業様なのですが、事業承継が直近に控え次世代の営業体制が未整備なのが問題点で、その解決が課題という内容でした。私からの提言は、後継者を中心とする営業体制の構築であり、①具体的にはWEBを活用した営業の仕組化、②営業プロセス管理ルールとツールの整備、③顧客ロイヤルティ―による既存顧客の深耕の仕組化 を提言しました。一応は先方からも満足いただき感謝の言葉をいただきました。

今後の課題

ただ自己分析では、今回の診断は決して満足できるものでないと認識しています。特に営業やサービス提供の職種をしている方だと、似たような分析から診断・提言をすることもあるかと思うのですが、最終的には報告した企業様は提言内容を実行してもらわないと、いくら良い話をしたとしても意味を成しません。そういった意味では今後先方の企業様が実行してくれるかが本当の意味で我々診断チームへの評価となります。今回は、残念ながら報告までということなので、その先は確認できませんが、確信は持てない状況です。そして、こういった診断対応や分析対応は相手からのヒアリングや情報収集の質と量がすべてを左右します。今回はまだ情報収集が不十分かなというのが私自身の反省点ですかね。いずれにしても、今回提言させていただいた企業様が経営目標を達成することを切に願います。

 

↓ちなみに今回、某ソフト開発に産学連携も進めました。詳細は↓

1.産学官連携の意義~「知」の時代における大学等と社会の発展のための産学官連携:文部科学省 (mext.go.jp)

 

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