今日はかなり個人的な趣味が入った内容です。解説というと多少大袈裟かもしれませんが、アメリカンフットボールから組織論を考察するという無理やり感たっぷりの人事コンサル投稿を掲載しようと考えています。というのも、本日アメリカでは国内最大のスポーツイベントであるプロアメフトリーグのNFLの今年最強チームを決定する『スーパーボール』が行われました。アメフトは日本では比較的マイナーなスポーツでなじみが薄い方もいるかもしれませんが、このスポーツは、観戦するだけならばこれ程面白い競技は中々ありません。(やるとなると肉弾競技で怪我しそうですが・・) そして、アメフトは、あらゆる能力を持ったアスリートのチームスポーツで組織論を考える上でも勉強になる面もあります。
スーパーボールのことはこちらで↓
スーパーボウル | NFL JAPAN.COM
アメフトってどんなスポーツなの?
誤解している方が多いようですが、アメフトのルールはシンプルです。守備と攻撃を対戦チームが交互に繰り返してラグビーのように敵側エリアのタッチラインまでボールを運ぶか、ゴールポストにゴールを決めるかで主に得点が入り、たくさん得点を取ったチームが勝ちとなります。攻撃権は、4回あるなかで10ヤード進めば継続的に攻撃でき、10ヤード進めなければ攻守交替となるというルールが分かればある程度は観戦を楽しめます。肉体のぶつかり合いだけの競技と思われがちですが、短距離選手のように瞬足アスリートや、野球の投手のような球の投げれるアスリート、相撲力士のような体当たりに強い巨漢のアスリートなどが、各強みを生かせるポジションを持ちスペシャリストとして役割を果たすとともに、ヘッドコーチを中心とした作戦・戦術を考え選手に指示するコーチ陣が緻密な作戦や駆け引きを発揮しながら勝利を目指すという特徴があります。
詳細ルールはこちらで↓
ルール解説 | NFL JAPAN.COM
アメフトから考える組織論
アメフトはスペシャリストの集団スポーツで、各スキルを持った人材を集め、人材が集まったチームの強みを活かした戦略を選択しながら勝利という目標を達成するスポーツと考えれば、各企業で様々な人材を採用し、適材適所に配置しながら、強みを活かした各企業の戦略を練りながら、市場環境の競争に勝っていくという企業組織論に通じるエッセンスがたくさんあります。そして今回のスーパーボウルでは、NFL史上最高のクォーターバック(攻撃の司令塔のようなポジション)と言われているブレイディ―というスーパースターが移籍したばかりの年に7回目のスーパーボウル制覇を成し遂げたことでもニュースになっています。詳細の説明は控えますが、経験値豊富な40歳代のベテランの域に達したブレイディ―がリーダーシップを発揮して勝利に導いた点からも、リーダーの存在の大きさを忘れてはならないと同時に、実際の企業でもリーダー不在だと目標達成する確率は低くなることは多くの方が理解している点だと思います。ちなみに、優勝したバッカニアーズというチームは、昨今は下位に低迷していたチームで、ブレイディ―移籍と同時にここまで変わるのかと多くの解説者が説明していました。ブレイディ―と私は年齢も近いので心から賞賛したいと思いますね。
選手だけでなくコーチ陣も重要
当然ですが、選手だけでなくコーチ陣の采配も今回の勝利の要因だったと思います。経営でも優秀な社員が集まっても、経営者の環境整備やビジョン共有の仕掛けがないとうまくいかないのと同じです。バッカニアーズのコーチは、対戦相手のデータ分析やどのように戦えば勝てるのかの作戦など、今日の試合でこれ以上にないくらい準備していたのは明らかでした。相手も終始困惑していたように思います。経営の事業展開でも競業の動きに対して効果的な対応が不可欠なのと共通のエッセンスがあると思います。
スポーツも経営も栄光を目指すという点では共通する視点があると改めて思います。
今日は個人的な趣味が入りすぎましたが、明日はしっかり実践的な内容を投稿するように努力します。
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